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姫工房おきらく日記?
                      粘土で楽しくあそんでます。
妄想劇場その2
ごめんなさい。
またまた妄想劇場で。

ただいま須藤元気君ひきいる、ダンスユニット world orderにどっぷりはまっています。

そこに妄想をたくましくさせる、それはそれはいい男がいるのです。

ケンイチ君は?と聞かれる方もいると思いますが、もちろんケンイチ君も大好きです。

が、今病気なんで。あしからずー

前回の妄想劇場は、本当は頭の中でもっといろんな話があるのですが、なんかあらすじ程度のことになってしまいました。
なかなかものを書いている人のようにはいきません。
今回もあらすじ程度ですが、作ってみたいとおもいます。

前回と同じ描写があると思います。それしかあの方について思いつかない。

そして幕末から昭和の初めまでになぜだかロマンを感じてしまう私なので、妄想もその時代になってしまいます。

それと春を売ったり買ったりとかのアンダーグラウンドとかアウトサイダーなのがすきです。

そしてboy meets girl ならぬ boy meets boy なんかもすきです。

そんな中にアキさんを放り込んでしまってはファンの方に申し訳ないのですが。

お許しください。放り込みます。

お暇な方は覘いていってください。

今日はかりん嬢など登場させたいと思います。

ご期待ください、かりんさん。




    春雷


日曜日の昼下がり。駅前の中央公園はたいへんなにぎわいだ。

モダンガールといわれる女性達が競い合うように闊歩していく。

その一角に喧騒な都会とは不似合いな桜の木が一本。

満開であるにもかかわらず、待ち行く人はその美しさに気付かないのか。

はらはらと舞う花びらに目を止めることなく足早に過ぎ去ってゆく。

その桜の木下で一人の青年がバイオリンを奏でていた。

曲は流行の竹久夢二の「宵待ち草」

下駄履きに、豆絞りの着物。洗いざらしの深緑の袴。

着物の下には白い前ボタンのあるメリヤスのシャツ。

頭には学生帽をかぶっている。

風体はお世辞にもいい身なりとはいえない。

だが足元に置かれたバイオリンケースは痛んで入るものの、バイオリンは丁寧に手入れされているのが一目で解る。

ときおりそのケースに小銭を投げ込んでいく人の姿があった。

小首を少しかしげ、バイオリンを顎で挟み込む。

左右の長い腕で弦と弓をいとおしむ様に抱き寄せる。

静かに奏でる音はごった返している、喧騒の中へしっとりと浸透していく。

彼は瞳を閉じただ静かに奏で続ける。

私もそこから離れることができず目をとじる。

細く長い腕と、それに反して大きくがっちりした手がバイオリンを小さく見せる。

少し猫背に見える背中がたくましい。

どちらかと言えばとがった顎に無精ひげを蓄え。

真一文字に結んだ薄い唇は、わずかに口角があがり、微笑を感じさせる。

程よい肉付きの形の良い高い鼻。

女性のように切り揃えられた流線型の眉。

前髪は長く左目からほほにかけてやさしく風にゆれる。

まるで役者のようとため息をつく。


「奥様!」

突然女中のお糸に声をかけられはっと我に返る。

「あのようなものを見てはようございませぬ。」

「なぜ?」

「ご存じないと思いますが。あれは男娼でございます。春をうるものです。」

「え?男でも春を売るものがいるのですか?」

「奥様は知らなくてよい世界でございます。早くまいりましょう。」

その時、バイオリンの音色がやんだ。

一人の大そう身なりのよい中年の女性が1円札を何枚か入れている。

彼はそのケースにバイオリンをしまい。中年女性に微笑みかけた。

その女性の斜め後を着いてゆきながら、ふと視線を感じたのか、私のほうを振り返った。

左目にかかる前髪が、はらりと揺れて、その奥から朝の光のような優しさと、深い湖のような悲しさの両方を漂わせた眼差しが私の胸に刺さり込んできた。



一瞬にすべての音が消えた。

街の喧騒も、お糸の声も。

ただ自分の心臓が半鐘のように鳴っているのだろうということだけはわかった。

あの深い湖のような眼差しが気になって、次に日もその次の日もあの場所に通ったが逢うことできなかった。

次に彼に出会えたのは、偶然にも父が入院しているサナトリウムであった。

ずっと探していた私は思わずかけより声をかけてしまった。

彼にしてみれば見知らぬ女。

少し驚いた様子だが、すぐに優しい笑顔で会釈を返してきた。

桜の木下で演奏がとてもすばらしかったと伝えると、彼は少し困ったように

家内には内緒にしてくれまいかといってきた。

少し驚いた。男娼と呼ばれるしごとにつきながら、夫人がいたのである。

確かに治療費はかなりかかる。

父、夫ともに官僚である私はそのへんの苦労はなく。

彼は夫人の治療費のために春を売り。

手段はいずれにせよその愛情に胸が苦しくなった。

彼は夫人を連れ庭に散歩に出るようだ。

「家内のかりんです。」

華奢で消え入りそうな夫人の肩を抱きかかえながらはにかんで言った。

かりんという彼の夫人は深々と一礼した。

彼女はもしや彼の仕事を知っているのではないかと思った。

病院の庭の芝生の中でふたりは寄り添って座っていた。

彼が何か夫人に語りかける。

夫人は涙をいっぱいためた瞳で、彼の胸元に顔をうずめる。



私の中で今まで聞いたことのない音がした。

ぎしぎしときしむような音。

今までに感じたことのないまがまがしい思いがこみ上げてきた。


しばらくして病院の門を出る彼を呼び止めていった。

「あなたを買いたいと思います。」

驚いたように振り向いた彼の目は深く悲しい湖の色をしていた。


                        つづく

                          かな?

ちょっと疲れたのでこの辺で。

最後まで付き合ってくださった方あるようでしたら御礼を言います。

ありがとう。

あと、WOのメンバーさんを新撰組にしたり、南総里見八犬伝にしたりと

妄想三昧です。

はよ仕事せいー!とどこからか聞こえてきます。


              120122-2A-thumb-320x426-131.jpg
素敵すぎ。







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この記事に対するコメント

yasukoさん こんばんは♪
な、なんと作中の登場人物に私の名が.. 
それも、女中や通りがかりの通行人ではなく。。。
なんとあの方の妻の名で...(ノ∀`)
>「家内のかりんです。」 もう私の一生の宝物にします(笑)
さすがに、オットに自慢する訳にはいかないので...
娘に見せて自慢しちゃいましたぁ~(*´∀`*)
>幕末から昭和の初めまでになぜだかロマンを感じてしまう私なので
私もその時代にロマンを感じてしまいます♪ あ、松ケンもかぶってましたね(笑)
ずいぶん前にTBSで放映されていた向田邦子原作×久世光彦 の新春ドラマシリーズの中で田中裕子さんが演じていた女性なんかが私の憧れです。。。
つづく かな?
はたして、どうだかしん!? (笑)
yasuko さんに期待!!!

【2012/04/08 22:19】 URL | かりん #- [ 編集]

かりんさんへ
今回もまたあらすじ程度でごめんなさい。
私の頭の中ではこれからどろどろの嫉妬でかりんさんを追い詰めていくのです。
きゃーーー!!こわいーーー。
時間できたら続きいきますよー。
【2012/04/09 17:17】 URL | Yasuko #- [ 編集]


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